1年経ってみて ~振り返り~

皆様こんばんは。

 

マスター久野でございます。

 

 

いやはや、寒いですねぇー・・・。

 

10月に入り、私の大好きな金木犀の香りが漂ってきたのは良いのですが、

 

気温がグッと下がりましたね。

 

 

着る服に困ってしまいます。

 

おそらく金木犀のシーズンも間もなく終わって本格的に秋~冬に移行するでしょう。

 

 

なんて早いのでしょうか、1年て。

 

先日、当店も1周年を迎えて2年目の営業を日々やっておりますが、

 

あの激動の周年イベントから早くもひと月経とうとしております。

 

 

今年も残すところ2か月ちょっと。

 

 

色んな意味での“寒さ”に負けずに乗り切りたいと思います。

 

 

1年経ってみて ~振り返り~

 

 

Shot Bar Rouletteをオープンして1年。

 

周年イベント以降、なんだかお店も賑わってきたな~と、

 

ちょっと感じております。

 

 

1年、やってみるもんだな~。

 

 

去年の今頃は定休日もなく、1日も休まずガムシャラに営業してましたっけ。

 

 

いや~・・・なかなか厳しい1年でしたね。

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新大阪のイタリアンバルを退職し、長年の夢であったバーの経営。

 

店を構えたのは、足を踏み入れたことのない未開の土地『本町・阿波座エリア』

 

御堂筋側ならまだしも、当店は四ツ橋筋側。

 

 

「どこだ?ここは・・・」

 

 

知り合いや友人ももちろん近辺には居らず、本当に0からのスタート。

 

 

お店は大通りから一本外れた人気(ひとけ)のない通りの古いビルの2階部分。

 

 

若干の家賃の安さと、状態の良かった居抜き物件、そしてエリアのイメージだけで即決した小さな店舗。

 

(内装はしっかり綺麗にしてシックな色合いで渋い雰囲気に変身!)

 

 

いざオープンしてみて初めて痛感

 

 

「思っていたのと違う・・・」

 

 

ビジネス街だと思っていた本町・阿波座エリア。

 

確かにオフィスビルなんかはたくさん軒を連ねていますが・・・

 

 

「サラリーマンやOLさんが全然来ない」

 

 

当初の狙いであった近辺で働く方々がほとんど来ない状況。

 

それもそのはず。

 

 

誰もお店の存在に気付いていない。

 

 

これはヤバいと、もう一つのターゲット層に重点を置き近隣住民にお店を知ってもらうために、

 

店舗チラシを作成。

 

 

 

お客様のいない時間は、黙々とチラシを折り込む作業。

 

一日中折り込んでいたこともありました(^_^;)

 

 

そして深夜3時の営業後にお店周辺のマンションへ赴き、

 

一枚一枚ポストに投函。

 

もう何千枚撒いたことでしょうか。

 

何千枚ですら折り込む時間があったほどのお店の静けさ(笑)

 

 

しかし、このチラシのポスティングが今思うに、

 

 

一番宣伝効果がありました。

 

 

投函した翌々日辺りにはもう、チラシを見てご来店くださった方々がチラホラ。

 

 

ポスティングの効果ってこんなにすぐ返ってくるもの?!

 

 

しかしちょっとは狙い通り。

 

チラシのデザインや紙質には結構こだわりました。

 

大体がゴミ箱行きとなる投函物でも、捨てずに手に取って見てしまうようなものに仕上げました。

 

折り込み方も超丁寧な三つ折り。

 

そして私自ら何軒もマンションを回り、地道にポストに投函。

 

誰かに見られないよう、真夜中にコソコソとやってたな~(笑)

 

 

このポスティングは今年に入ってからも続けてやっておりました。

 

 

おかげさまで、チラシを見てきてくれた何人かのお客様は、

 

今でもよくご来店くださる常連様になっております。

 

 

 

ほんの少しずつ、よく来てくださるお客様がついてきて、

 

周辺の飲食店様のご支援などもありましたが、それでも・・・

 

 

なかなかお客様が来ない

 

安定しきれない

 

 

そんな日々がずっと続きました。

 

そこへさらに追い打ちをかけるように、現在も猛威を振るう未曽有の事態に襲われます。

 

 

 

新型コロナウィルス

 

 

 

 

全く誰も来なくなりました。

 

緊急事態宣言発令の直前、

 

 

2日連続ノーゲスト

 

 

休業要請に背いて営業し続けるつもりでしたが、

 

ボキボキと心が折れて休業の決断に至りました。

 

 

結局、当初の予定であったGW明け再開を大幅に延長した6月1日まで約1ヶ月半の間、

 

 

完全自粛

 

 

オープン初年度にこの仕打ちは相当なものでした。

 

 

 

何度も思った閉店。

 

ウチは1年持たないかもしれない。

 

 

 

しかし、続けたい。やるしかない。

 

Shot Bar Rouletteを好きで居てくれているお客様のためにも。

 

 

そして6月以降、お客様の再来を信じ、ゆるやかに営業を続け今に至ります。

 

 

お客様の戻りもゆっくりではありますが、徐々に増えていきお店の活気も月々上がって参りました(^^♪

 

不思議なことに、緊急事態宣言前よりも後の方が増えている気がします(^_^;)

 

 

コロナの影響で、転勤や就職が遅れた方々が近頃本町・阿波座エリアに引っ越してくることが増えて、

 

新規のお客様もたくさんご来店くださるようになりました!

 

 

特に当店は20代の若いお客様が非常に多いです。

 

当初のターゲットだった、サラリーマンやOLさんという

 

イメージは中年層の方々ではなく、

 

当初は「若い世代は今の時代あまりお酒を飲まなくなったし来ないだろう」とイメージしていた

 

その若い世代の方々がバーの門をたたいて来てくださります。

 

 

これは嬉しい想定外

 

 

もちろん今では幅広い年齢層の近隣勤務のサラリーマンやOLさん、近隣住民の方々もたくさんご利用になられております。

 

成長したな~(ノД`)・゜・。(笑)

 

 

そして先月の1周年イベント。

 

数か月前までヒーヒー言うてたお店とは思えないくらいの大入り。

 

もう勘弁してくれ~!という嬉しい悲鳴がでるほど盛り上がりました。

 

 

 

ウチはまだやれる。まだ頑張れる。

 

 

 

そう強く思い、2年目を迎えました。

 

 

いまだにコロナが猛威を振るう中、たくさんのお客様のご来店には大変な感激を受けております。

 

オープン前は、「今日は誰が来るかな?」とワクワクした気持ちになります。

 

 

楽しい毎日をありがとうございます。

 

 

これからも素敵な夜のひと時を共有しましょう。