宅飲みでコロナ疲れを吹き飛ばせ!おすすめウィスキー5選

皆様こんばんは。

 

マスター久野です。

 

新型コロナウィルス、全く収束の兆しが見えてこないですね。

緊急事態宣言も発令され、世間では一層自粛ムードが強まり、自宅待機の日々が続いていることと思われます。

 

皆さんは家で何をされていますか?

 

在宅でできる仕事や家事・育児はもちろんのことでしょうが、

映画鑑賞?読書?布団から出ずにゴロゴロしていますか?

 

何なら、宅飲みしませんか?

 

もちろん、当店のようなBarに飲みに来てほしいのは山々ですが、

このご時世、声を大にして「来てくださいよ!!」

とは言えませんのでね(^^;

 

お酒を扱っている職業ゆえ、せめてお酒離れは避けてほしいです!

 

いつかこの恐慌が収まり、またいつも通りお店で飲み語らう日が戻ってくるときのためにも、

お酒の楽しさを忘れないでほしいのです。

 

Shot Bar Rouletteにある宅飲みにおすすめのウィスキー5選!

 

さて、皆さんウィスキーはお好きですか?

当店では、お客様の7割はウィスキーを注文されます。

飲むスタイルは人それぞれ。

ストレート、オンザロック、水割り、ソーダ割り、ちょい水等々・・・

 

今回はShot Bar Rouletteで扱っているウィスキーで、宅飲みにもおすすめの5本をご紹介します!

飲み方一つで味わいが違って面白い!いつもの宅飲みをちょっと贅沢にしてみませんか?

 

 

 

  1. まずはウィスキーのあれこれ
  2. Shot Bar Roulette売れ筋ウィスキー5選
  3. マスターのおすすめウィスキー5選
  4. お家で試してみて!様々な飲み方
  5. ちょっとした工夫で激変!みんな大好きハイボール
  6. まとめ

 

 

 

まずはウィスキーのあれこれ

 

そもそもウィスキーとは?

 

留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。

引用元:Wikipedia

 

ウィスキーは大きく分けて5つの国々で生産されています。

 

①スコッチウィスキー

スコットランドで生産されるウィスキー。地域によって味わいが違い、様々な層からのファンが多い。

生産地域は、ハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ、キャンベルタウン、アイランズの6つに分かれており、

泥炭(ピート)で麦芽を燻蒸させることにより、独特の風味を持つのが特徴。

 

②アメリカンウィスキー

バーボンウィスキー

アメリカ・ケンタッキー州のバーボン郡を中心に生産され、主にトウモロコシを原料(50%以上79%未満)としているのが特徴。

 

テネシーウィスキー

アメリカ・テネシー州を中心に生産。バーボンウィスキーとの違いは、蒸留直後の原酒をテネシー州原産のサトウカエデの炭で濾過し、樽熟成をする点が挙げられる。

画像左の『ジャックダニエル』がテネシーウィスキーに値します。

 

③カナディアンウィスキー

カナダで生産されるウィスキー。トウモロコシが主原料のベースウィスキーとライ麦が主原料のフレーバリングウィスキーをブレンドして造られる。

 

④アイリッシュウィスキー

アイルランドで生産されるウィスキー。

ウィスキー発祥の地とも伝えられ(諸説あり)、スコッチウィスキーと比べ、泥炭(ピート)による燻蒸を行わず造られ、比較的まろやかな仕上がりとなる。

 

⑤ジャパニーズウィスキー

日本で生産されるウィスキー。

スコットランドで竹鶴政孝(マッサン)がスコッチウィスキーの伝統的な製法を日本に持ち帰ってきたことからジャパニーズウィスキーの歴史が始まったとされる。

 

竹鶴政孝・・・ニッカウヰスキーの創業者であり、サントリーウイスキーの直接的始祖、マルスウイスキーの間接的始祖でもある。これらの業績から「日本のウイスキーの父」と呼ばれる

鳥居信治郎に招かれ寿屋(現在のサントリー)山崎蒸溜所初代所長として、日本初の本格スコッチ・ウイスキー製造を指揮。その後、より本格的なスコッチの製造を指向して大日本果汁(現在のニッカウヰスキー)を興した。

引用元:Wikipedia

 

 

以上の5国から生産されるウィスキーを『世界5大ウィスキー』と称します。

 

近年では、フランスやイタリア、ドイツ、インドなど主要国以外でもウィスキーを生産しておりますが、

メジャーではないので(当店でも取り扱っておりません(^^;  )、今回は省略いたします。

また、「シングルモルト」や「ブレンデッド」など、様々なジャンルも存在しますが、長くなるのでこちらも今回は割愛させていただきます。

 

 

Shot Bar Roulette売れ筋ウィスキー5選

 

それでは、当店では何が一番好まれているのか、売れ筋のウィスキー5本をご紹介いたします!

 

第5位『マッカラン12年 シェリーオークカスク』

 

「シングルモルトのロールスロイス」と称されるスコットランドはスペイサイドで製造されているシングルモルトウィスキー。

シェリーの樽を使って12年もの時間をかけて熟成されたウィスキーは、

香り高くシェリー樽由来のフルーティーな味わいに仕上がっています。

 

私個人、ウィスキーの中で最も好きなウィスキーがこのマッカラン12年でございます。

なにせ、初めて飲んだウィスキーがマッカラン12年という、入りが少し贅沢な経験をしております。

職業柄、様々なウィスキーを飲んできて各々美味しいと感じましたが、結局このマッカラン12年に戻ってきてしまいます。

 

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ザ マッカラン シェリーオーク 12年 40% 700ml 箱付 【楽天市場】

 

 

 

第4位『ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 ブレンデッドスコッチウィスキー』

 

世界で最も売れているスコッチウィスキーであり、飲み方を選ばない万能なブレンデッドウィスキーの一つ。

 

 

数種類の原酒を配合し、スパイシー且つ甘みがあり、スモーキーな味わいが楽しめる。

 

 

配合している原酒は全て12年熟成されており、贅沢な奥深さを持つ仕上がりになっています。

 

ジョニーウォーカー ブラック(黒)

正規 40度 700ml【楽天市場

 

 

 

第3位『フォアローゼズ ブラックラベル』

 

アメリカンウィスキーの一つ、バーボンウィスキーの名酒『フォアローゼズ』のブラックラベル。

 

まろやかなスパイス香とオーク樽由来のやわらかく甘いキャラメルのような風味が特徴。

 

 

当店にあるバーボンウィスキーの中では一番注文されるウィスキー。

 

このウィスキーも飲み方を選ばない、コスパが良い優秀な1本です。

フォアローゼス ブラック 40度 700ml バーボンウィスキー【楽天市場】

 

 

 

 

第2位『デュワーズ ホワイトラベル』

 

ブレンデッドスコッチウィスキーの定番。いまや日本で親しまれている『ハイボール』の元祖といわれているウィスキー。

 

スパイシーな風味に甘みも兼ね備えたバランスの取れた味わいで、クセも強くなくハイボールにはうってつけです。

 

 

当店でも例外なく、ハイボールとしてご提供しております。

リーズナブルなウィスキーなので、何杯も飲めてしまいます。

 

デュワーズ ホワイトラベル 700ml

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第1位『ラフロイグ シングルモルトスコッチウィスキー 10年』

 

栄えある第1位はシングルモルトスコッチウィスキー『ラフロイグ10年』

スコットランドはアイラ島が原産。最大の特徴として、泥炭(ピート)と海に囲まれた地域ゆえんの潮風の影響による、塩っぽく、スモーキーな風味。人はよく「薬品のような香り」「正露丸」「病院のにおい」等と表現します。

香りの印象通り、ガツンと来る味わいに燻製の余韻が長く口中に残り、好みを両極端に分けるクセモノです。

 

当店では意外にも女性からの人気が高く、オンザロックやストレートなんかでよく飲まれています。

最近は“渋くてかっこいい女性”が増えてきている気がします。

 

ラフロイグ 10年 750ml 43%

正規品 筒入り【楽天市場】

 

 

 

 

以上が、Shot Bar Rouletteで人気のウィスキーでございます。

世界5大ウィスキーを紹介した後ですが、大体スコッチウィスキーかバーボンウィスキーが多く注文されます。

近年ブームとなっているジャパニーズウィスキーなんかは、当店の場合あまり人気がないようです(もちろん美味しいですよ!)

 

ちなみに、当店が取り扱っているウィスキー比率は私の好みもあって、

スコッチ7:アメリカン2:ジャパニーズ0.5:アイリッシュ0.3:カナディアン0.2であり、

スコッチウィスキーが大半を占めています。

 

 

マスターのおすすめウィスキー5選

 

さて、ここでお店の人気とは別に私マスター久野が個人的におすすめするウィスキーを5種、ご紹介したいと思います!

 

ちなみに今回登場のウィスキーはサブタイトルにも記載してある通り、

“Shot Bar Rouletteにあるもの”の中のランキングでございます。

ウィスキーは数えきれないほどの種類があります。さすがに当店には全世界全てのウィスキーがあるわけではございませんので、

当店にあるものだけでご紹介しております。改めてご認識くださいますようにお願い致します。

 

 

第5位『ジェムソン アイリッシュウィスキー』

 

アイルランド原産のアイリッシュウィスキー。

ジェムソンは、シェリー樽で熟成した後にバーボン樽に移すことで味わいのバランスを整えています。

口当たりはまろやかで柔らかく、ほのかなバニラ香を感じる甘みのあるウィスキーです。

 

たまにお客様で「ウィスキーを飲めるようになりたい」とおっしゃられる方がいます。

そのようなときに私は、基本的にはこのジェムソンをご提案します。

さほどクセもなく、まろやかでほんのり甘みもあって非常にバランスの良い、飲みやすいウィスキーとして私は認識しており、

ウィスキー初心者の方への入門ウィスキーとしておすすめしております。

ジェムソン アイリッシュウィスキー 700ml 正規品【楽天市場】

 

 

 

第4位『キルケラン  キャンベルタウンシングルモルトスコッチウィスキー 12年』

 

スコットランドはキャンベルタウンという地域で生産されているウィスキー。

キャンベルタウンモルトウィスキーの特徴として、潮風による磯の塩辛い風味があります。

その香り高さから「モルトの香水」と称されています。

このキルケラン12年も同様に、味わいはしっかりとしており辛口テイスト。時折、樽由来のバニラ香や柑橘のようなフルーティさと蜂蜜やバタースコッチのようなまろやかな甘みも感じられます。

 

キャンベルタウンモルトの代表格として『スプリングバンク』というウィスキーがありますが、

当店で扱っているキャンベルタウンモルトはキルケランのみです。

一般のお客様にはあまり知られていない(少なくともウチのお客様には・・・)ウィスキーですので、

「何か変わったのある?」って時におすすめしております。

キルケラン 12年 46度 700ml

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第3位『エッセンス・オブ・サントリーウィスキー ブレンデッドジャパニーズウィスキー 〈クリーンタイプ〉』

 

エッセンス・オブ・サントリーシリーズの第3弾として2019年10月末にリリースされた、新しめのウィスキー。

日本が誇るウィスキーメーカー・サントリーが手掛ける3つの蒸留所の原酒をブレンダーが厳選。

白州蒸留所の「杉樽」で6年以上熟成したモルト原酒と、ホワイトオークで熟成したモルト原酒、知多蒸溜所のクリーンタイプのグレーン原酒をブレンド。

杉樽原酒の持つさわやかな香り、すっきりとした甘さがありながらコクのある味わいが特徴。

 

杉樽での熟成からか、色が黄金色に透き通っています。

香りも日本固有の杉の香りがしっかりと伝わり、これまでのウィスキーと違った新しい感覚を覚えます。

 

ただ・・・昨今の国産ウィスキーブームの影響か、ネット販売価格が異常なまでに高騰しておりました。

私が扱っている酒屋さんから納入した時の価格とは比べ物にならないほどの金額です(-_-;)

ちょっと手が付けづらいと思った方は、当店にお越しください。納入当時の価格をもとに販売しておりますので。

 

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↑現在はこんな価格で売られています(@_@)

私が納品した時より5倍近く上がってます・・・。

 

 

 

第2位『ジョニーウォーカー  ワインカスクブレンド』

 

世界No,1スコッチウィスキーブランド『ジョニーウォーカー』からリリースされた、ワイン樽熟成のウィスキー。

 

 

ウィスキーのみならず、ワインにも造詣が深いエイミー・ギブソン氏がブレンドした、ワインのように食事やデザートとのマリアージュが楽しめるコンセプトを持つ新ジャンルウィスキー。

 

 

ワイン由来のフルーティーなコクと風味が感じられ、ハイボールにするには一番のおすすめです。

 

ジョニーウォーカー ワインカスク ブレンド 40% 700ml 【楽天市場】

 

 

 

 

第1位『タリスカー 10年』

 

マスター個人的おすすめウィスキー第1位に輝いたのは、スコットランドはスカイ島原産『タリスカー10年』

スカイ島唯一の蒸留所が生み出したハード系ウィスキー。

泥炭(ピート)と潮風による爆発的な力強い香りとスモーキーさをもつ、男性的な逸品。

黒コショウなどのピリッとしたスパイシーさを舌に感じ、強いアタックの香りの余韻も長く残ります。

 

飲み方は、ストレートでもオンザロックでも美味しく、さらに加水することによって、

モルトウィスキー本来の香りがより一層引き立つので、スパイシーなハイボールもかなりおすすめです!

 

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お家で試してみて!様々な飲み方

 

さぁでは、実際に飲みましょう!

まずはお好みの飲み方でウィスキーをたのしんでください。

宅飲みなら、気軽にソーダで割ったハイボールやゆっくりと飲める水割りなんかも良いですね。

ちょっと氷とグラスにこだわってオンザロックも渋いです。

 

軽く酔ってきたところで、いつもとは違った飲み方も試してみてはいかがでしょう?

皆さんは、ウィスキーの飲み方をどれくらい知っていますか?

実は結構たくさんの飲み方があり、飲み方を変えるだけで全くの別物のように感じ、一層ウィスキーが面白くなります。

 

 

① ストレート

 

画像:SUNTORY

 

名のごとく、ウィスキーに何も加えずそのまま飲むことです。

モルトウィスキーや長期熟成タイプのウィスキーなどは、基本的にストレートで楽しみます。

何も加えていないので、そのウィスキーそのものの味わいを感じることが出来ます。

ウィスキーは通常、アルコール度数が40度以上とかなり強いお酒なので、お水もこまめに飲んでリセットしながらゆっくり飲むのがベターです。

 

 

 

② トワイスアップ

 

画像:SUNTORY

 

ウィスキーと常温のミネラルウォーターを1:1で配合します。氷は入れません。

ストレートのような刺々しさが無くなり、加水したことによって、そのウィスキーが持つ香りを最大限に引き出してくれる飲み方です。

少しの加水だけで、ストレートとは全く違った風味を感じることができる、通好みな飲み方の一つです。

 

 

 

③ オンザロック

 

画像:SUNTORY

 

ロックグラスに氷を入れてウィスキーを注ぎ入れる飲み方。

バーでは丸氷などで提供する場合もあります。当店でもオンザロックの場合は丸氷でご提供しております。

 

ウィスキーのイメージといえばオンザロックって気がしませんか?渋いオジサマの映像が思い浮かびますよね。

ちなみに、分量の説明をすると・・・シングルが30mlダブルが60mlジガーという言葉もあり、これは45mlに値します。

お店によって提供するシングルの分量は30ml~40mlと多少の差はあります。

 

 

 

④ ハーフロック

 

画像:SUNTORY

 

③のオンザロックにウィスキーと同量の水、または炭酸水などを加えた飲み方です。

加水することにより、ウィスキーの香りが引き立ちますし、アルコールの角も取れてまろやかな口当たりとなります。

 

上記のような基本的な意味合いもありますが、単純に「普通のハイボールや水割りよりも濃いめが良い」というときにも注文されます。

 

 

 

④ ミスト

 

画像:SUNTORY

 

ロックグラスに普通のキューブアイスや丸氷ではなく、クラッシュドアイス(かき氷のような細かい氷)を詰めたスタイル。

ミストは「霧」という意味見合いを持ち、グラスの表面が急激に冷えて霜が付く様子を表しています。

 

クラッシュドアイスにより、いっそうキンキンに冷えたウィスキーが楽しめます。

冷涼感があって夏にぴったりですね。

 

 

 

⑤ 水割り

 

画像:SUNTORY

 

ゆっくり時間をかけて楽しめる水割り。加水することで、アルコールの角が取れて口当たりや喉越しもまろやかに。

和・洋・中すべてのお料理との相性も良く、食事中のお伴としても有用です。

ウィスキーによって香りも異なるので、様々な銘柄で試してみるのもおすすめです。

 

 

 

⑥ ソーダ割り

 

画像:SUNTORY

 

日本ではいわゆる『ハイボール』の名で親しまれている飲み方。

 

昨今では様々な飲食店に必要不可欠なものとなり、お店のオリジナルなど豊富な種類のハイボールが存在しています。

ウィスキーのコクや香りと共に炭酸の爽快感がヤミツキになり、グビグビと何杯もいってしまいます。

 

ビール同様、宅飲みの定番おつまみ「たこ焼き」や「餃子」などの居酒屋メニューとの相性は抜群です。

 

 

 

⑦ フロート

 

画像:SUNTORY

 

グラスに氷を詰め、先にミネラルウォーターを6~7分目まで注ぎます。

後からウィスキーを30ml(シングル)程静かに注げば完成です。(かき混ぜない!混ぜるとただの水割りになります)

 

グラスを傾けるたびに味が変化してゆき、香りと共に長くゆっくりと楽しむことが出来ます。

 

 

 

⑧ お湯割り

 

画像:SUNTORY

 

寒い季節にこたつで暖を取りながら、ホットお湯割りもオツなものです。

耐熱グラスにウィスキーを適量入れ、沸かしたお湯を注ぎ入れます。

※あらかじめグラスにお湯を入れてグラスを温めておくと冷めにくいです。

 

お好みで、レモンなど柑橘類のカットフルーツやシナモンやクローヴなどのスパイス類を加えるのもオススメです。

ウィスキーが持つ香りと、果物やスパイスの香りが混ざり合い、味わいが豊かになります。

 

 

ちょっとした工夫で激変!みんな大好きハイボール

 

ハイボールは今や「とりあえず生ビール!」に代わるファーストドリンクの定番になりつつあります。

それほど人々に愛され日頃から親しまれており、ウィスキーブームの火付け役といっても過言ではありません。

そんなみんな大好きハイボールにちょっとした工夫をするだけで、いつも飲んでいるハイボールとは違った味わいに激変するおすすめのひと手間をご紹介します!

 

 

① グラスを冷やすのはマスト!

 

皆さん、お酒を作る前にグラスは冷やしてますか?

特にハイボールなど炭酸飲料を使うドリンクは、事前にグラスを冷やしておくのがポイントです。

 

冷えた炭酸水とグラスに温度差があると炭酸が抜けやすく美味しいものが出来ません。なので炭酸水はもちろん、グラスも冷やしましょう。

 

方法としては冷蔵庫や冷凍庫に入れておいたり、グラスに氷を入れてマドラーなどで数回かき回して冷やすとよいでしょう。

 

さらに言うと、注いだウィスキーも冷やしましょう。

やはりウィスキーと炭酸水の温度差も炭酸の抜けにつながるので、氷の入ったグラスにウィスキーを注いだらマドラーで数回かき回しましょう。

(かき回しすぎると氷が解けて水っぽくなるので要注意!大体10回程度)

バー用語では『ステア』と言います。

 

この工程をするだけでハイボールの仕上がりは全く違ってきます。

キンキンに冷え、炭酸がシュワっと喉越し爽快なハイボールが出来上がります。

 

 

② 定番のレモンを使いこなせ!

 

レモンは言うまでもなく既にハイボールなんかに入れている方も多くいるでしょう。

しかしレモンはカットして絞り入れるだけが取り柄ではありません。

 

レモン果汁の主張が強すぎるなと感じる方は、カットレモン(櫛切り)ではなくスライスレモン(輪切り)に変えてみるのが良いでしょう。

グラスの中でゆっくりじわじわとレモンの風味が滲み出るので、ウィスキーと程よいバランスが保てます。

 

私個人の一番のおすすめは、レモンピールです。

レモンピールとは皮のことですね。レモンの皮の部分を薄く切り取り、グラスのふち付近にレモンピールを軽く折り曲げ香味成分を振りかけてあげます。

ごくわずかに思えますが、これだけでもしっかり柑橘の風味が加わりハイボールの爽快感がより増します。

果汁を加えているわけではないので、ウィスキー本来の味にも邪魔しません。

 

 

美味しいハイボールの作り方

 

①グラスに氷を入れてステアし、グラスを冷やす。

この時若干氷が解けて水分が出ているので、氷をおさえながらグラスをひっくり返し、余分な水分を捨てる。

 

②お好みのウィスキーを適量注ぐ(シングル30ml、濃いめならジガーやダブルの45~60ml)

ウィスキーの液体も冷やすため、マドラーなどで10回程度ステア。(家にマドラーがない場合、箸など細い棒状のもので代用)

 

③氷に直接当たらないように、冷えた炭酸水をゆっくり注ぐ。

(勢いよく氷に直撃させてドボドボ注ぐと、炭酸水がびっくりして炭酸が一気に抜き飛びます)

 

④マドラーなどで氷を軽く持ち上げて静かに抜くだけでOK。かき混ぜる必要はありません。

(ウィスキーは比重がすごく軽い液体なので、炭酸水を注いだ時点である程度混ざり合っています。)

 

⑤お好みで、カットレモンやスライスレモン、レモンピールを振りかけて完成です。

 

動画は当店で行っており、器材なども揃っているのでわりと丁寧にドリンクを作成しております。

ご自宅でとなると器材も限られていると思うので、代用できるものは代用してください。

 

・グラス ⇒ 最低プラスチック製コップ(紙コップは避けたほうが良いです)

・マドラー ⇒ 箸やスプーン等

・氷 ⇒ 家庭用冷蔵庫で作られたもの(氷はできるだけカチ割り氷を使ったほうが良いです!コンビニなどで買えます)

・レモン ⇒ ポッカレモンなど(かけすぎ注意)

 

 

まとめ

 

Shot Bar Rouletteにあるおすすめウィスキーをご紹介させていただきました。

新型コロナウィルス、まだまだ勢いが収まる気配はありませんが、お店だけではなく自宅待機中でも楽しめるお酒との付き合い方を我々飲食業界人、バーテンダーが発信していくことで皆さんのお酒ライフが豊かになることをお祈りしてます!

是非、おウチでも美味しいウィスキーをお楽しみください!